OpenSolarisの開発レポジトリで最新版じゃないバージョンを入れてみた
以前別の場所においておいたモノを再掲。
さて、OpenSolaris の開発レポジトリ(http://pkg.opensolaris.org/dev/)を使用していると、pkg image-updateを使用してアップデートしたときに必ず最新版になってしまう。ところが、最新版は不安定なのでちょっと前のバージョンを入れようとしたときに死ぬほど苦労する。ということで、色々試してみたのでその方法をさらしてみる。
- BE(boot environment )を作成する
- BEをマウントする
- マウントしたBEに、pkg install でentireをバージョン指定してインストールする
- BEに対して、devfsadm を実行
- update-archive でブート情報を書き込む
- update_grub でgrub の情報を書き込む
- BEのmountをはずす
- BEを有効にする
- reboot!
# pfexec beadm create b126
# mkdir /tmp/b126
# pfexec beadm mount b126 /tmp/b126
# pfexec pkg -R /tmp/b126 install entire@0.5.11,5.11-0.126
# pfexec env LD_LIBRARY_PATH=/tmp/b126/lib /tmp/b126/usr/sbin/devfsadm -R /tmp/b126
# pfexec bootadm update-archive -R /tmp/b126
# pfexec /tmp/b126/boot/solaris/bin/update_grub -R /tmp/b126
# pfexec beadm umount b126
# pfexec beadm activate b126
実際にやってみたのが、以下のログである。以下の例ではb126にアップデートしている。
ただ、開発リポジトリの接続状況があまりよろしくなく、結構頻繁に切れたり、アップデートされてもファイルが壊れてる?ような状態だったりするのでそこは注意しよう。