KUSANAGI に PIWIK を入れてみる
OSC 2016 Tokyo/Fall に参加しました
11/05、11/06 と開催されたOSC 2016 Tokyo/Fallに、KUSANAGIとして参加しました。
プライム・ストラテジーじゃないんかいという説のある中、いろいろコミュニティの方とお話出来たと思います。
とくに、Zabbix は、Zabibx on KUSANAGIの速さを、Zabbixユーザ会やZabbixの中の人に強く推してきたので、たぶん、KUSANAGIで動くZabbix が増えることと期待しています。
PIWIKを入れてみる
きっかけはtweet
さて、OSC期間中になぜか、PIWIKの検証をはじめる。
きっかけはこのツイート。
piwikをRHEL7系で動かすにはPHP5.6以上が必要だがオフィシャルにはないからepelやWebTaticから入れる必要があるらしい。
— Kazuhiro YOSHIKAWA (@yoshikaw) 2016年11月6日
PHP 5.6ソフトウェアコレクションにあった気がするけど>RT
— tkhsk (@seafay) 2016年11月6日
@seafay なるほどKUSANAGI
— Satoru MIYAZAKI (@s_miyaza) 2016年11月6日
CentOS7で、PHP5.6以上(PHP7も対応可)?よろしいならばKUSANAGIだ、ということでその場(OSC会場)でPIWIKを入れてみる。
PIWIKiって知ってるかい?
知りませんでした。なのでググりました。
PIWIKは、オープンソースのアクセス解析ソフトウェアで、PHP+MySQLで動作するらしいです。
KUSNAGIに入れてみる
まずLAMP環境を用意します。DNSにホスト名を登録して、サーバで以下のようにkusanagiコマンドを実行するとLAMP環境が用意されます。簡単ですね。
kusanagi provision --lamp --fqdn piwik.myzkstr.tech --email メールアドレス --dbname piwik --dbuser piwik --dbpass パスワード piwik
あとはPIWIKのインストールです。ZIPファイルをダウンロードして展開して、オーナー・グループ変更します。
cd /home/kusanagi/piwik/DocumentRoot wget http://piwik.org/latest.zip unzip -q latest.zip chown -R httpd:www piwik/
ただ、 DocumentRoot/piwik を見ないといけないので、nginxの設定のroot を書き換えます。
# grep 'root ' /etc/nginx/conf.d/piwik_*.conf /etc/nginx/conf.d/piwik_http.conf: root /home/kusanagi/piwik/DocumentRoot/piwik; /etc/nginx/conf.d/piwik_ssl.conf: root /home/kusanagi/piwik/DocumentRoot/piwik;
PHP7 を起動するようにして終わり。
あとは、以下のサイトを参考にし、Web画面からアクセスして設定を行いました。
Piwikでウェブ・アクセス解析
Piwikの基本的な使い方
入れてみた感想
まあ、簡単ですね。WebUIで設定を行うものに関しては、LAMP環境をデプロイしてそこに置くだけでほぼ済んでしまいます。
PIWIKは、Google Analytics的なWebアクセス解析を行うのですが、自分のサイトの一部にトラッキングタグを追加する部分があり、そこが面倒なくらいですね。
WordPressの場合は、使用中のテーマ以下の header.php を編集し、 </head> の直前にトラッキングタグを組み込むとよさげです。