変顔認証とJOJO立ち認証
最初に
久しぶりに書こうかと思います。うだうだしている間に、カジュアルなセキュリティ認証についてつらつら考えていたのですが、需要がありそうだったのでアウトプットしてみました。
セキュリティに関しては、素人に毛が生えた程度なのでツッコミどころ満載だと思いますが、適当に突っ込んでください。大丈夫ですよ、割とくだらないです。
生体認証の現状分析
- 指紋認証
昔からよくあるカジュアルな生体認証
突破方法が確立されている
ショルダーハック対策程度にはなる - 静脈認証
指、手の掌の静脈を赤外線で検出
ATMやDCなどで使用されている
生きている指、手でないと認識されない(ハックされにくい)
導入コストが高い
登録する機械もあまり見ない - 音声認証
音声によって本人確認
録音で突破可能 - 虹彩認証
目の周りの虹彩を検出
カメラに目を近づけないといけない
黒目拡大系のファッションコンタクトをつけてると認証できない可能性あり
死後5時間位までは認証できる(Engadgetの記事参照) - 顔認証(赤外線なし)
チケットの本人確認とかで使用されている
お面で突破可能
チケット(ID)+第三者立会いが前提
通常のカメラを使用できるのでソフトウェアのみで実現できる - 顔認証(赤外線あり)
MSのWindows Hello とか IphoneのFaceID などで採用
赤外線カメラが必要
お面で突破できない
変顔認証とは
- 概要
既存の赤外線未対応カメラでの顔認証をちょっとしたハックで強化する方法
通常の顔の特徴点と変顔したときの特徴点の差分を持って認証する
多分OpenCVの顔認証をなんとかすれば実装できるんじゃないか感 - メリット
既存のPCやスマートフォンのカメラを利用できる
通常時の顔の写真を取られただけでは突破できない
ソフトウェアの改良のみで実装できる(多分) - デメリット
変顔写真を取られると突破される可能性大
場所を選ばずに変顔認証すると、子「あのひとかおへん!」母「しっ、見ちゃいけません」とか言われる可能性大
JOJO立ち認証とは
- 概要
カメラの前で、特定のポーズをすることで認証する
Google Poseを使えばと思ったらそんなことなかった
MSのKinect とか OpenPoseを使えばなんとかなりそう - メリット
既存のカメラとソフトウェアで実装可能
DCや秘密保持のため部屋に入る際などの一人ずつ認証する用途に向いている
たのしい - デメリット
全身を写すために、ある程度広い空間が必要
人に見られるとアウト
IDカードと連携することが前提
最後に
ということで、自分が実現すると楽しそうだなあという認証を考えてみました。実装する気がみじんもないので、誰か実装して見せてくれると嬉しいです。